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福岡財務支局長(金商)第100号

株式の投資情報提供、投資助言を行う投資助言・代理業者

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用語集

ア行

IPO/新規公開株式(アイピーオー/しんきこうかいかぶしき)

未上場企業が証券市場に、新規に株式を公開 (上場)すること。 この上場により一般の投資家など不特定多数 の人が、株の売買を行うことができるようになる。

アウト・オブ・ザ・マネー

オプション取引の権利所有者が権利を 行使したときに、損失が出る状態のこと。

上げ一服(あげいっぷく)

相場の上昇が一時的に止まり、小休止状態に なること。

上げ相場(あげそうば)

価格(値段)がだんだんと上昇していく相場のこと。

頭打ち(あたまうち)

相場の上昇力が鈍り、伸び悩んできた状態のこと。

アット・ザ・マネー

オプション取引の権利所有者が権利を行使 したときに、利益がゼロである状態のこと。

アベノミクス

第二次安倍政権における経済政策の通称のこと。 (安倍政権は大胆な金融緩和、機動的な財政出動、 民間投資を喚起する成長戦略という3つの基本方 針を打ち出し、デフレ脱却を目指す) 個別の政策としては、2%のインフレターゲット、 円高の是正、政策金利のマイナス化、無制限の 量的緩和、「国土強靭化」と呼ばれる大規模な 公共投資、日本銀行の買いオペレーションによ る建設国債の引き取り、日本銀行法改正など。

RSI(アールエスアイ)

テクニカルチャートのひとつで買われすぎか、 売られすぎかを判断するための指標。 「Relative Strength Index」の頭文字をとっ た略語。(日本語に訳すと「相対力指数」) 過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、 同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を 足した数字で割って、100を掛けたもの。 数値は0~100で表され、一般的に70~80%以 上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎ と判断されます。 計算式:(一定期間の上げ幅の合計)÷(一 定期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計)×100

EPS/1株当たり純利益 

(イーピーエス/ひとかぶあたりじゅんりえき) 1株当たりの利益のこと。 当期利益(当期純利益)を発行済株式総数で 割って算出。1会計期間の企業の成果を端的 に表す。また、複数の企業のEPSを比較する ことで株価の価値を見極めるのにも役立つ。

板(いた)

各銘柄、値段ごとの売り買いの注文状況を並べ、 リアルタイムで表示する機能のこと。

板寄せ(いたよせ)

証券取引所の売買成立方法で、「板寄せ方式」 ともいう。 相場が始まるときの始値を決める際などに使 われ、その時点で出されている注文をすべて 「板」に記載したうえで、まず成行注文を優 先し、次に高い買い注文と安い売り注文を突 き合わせて、数量的に合致する値段(約定価 格)を決めていく方法。

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

日本で生まれたテクニカルチャートのひとつ。 一目均衡表は、ローソク足と5本の補助線(基 準線、転換線、遅行線、先行スパン1、2)を用 いてひとつのグラフを形成されている。

移動平均線(いどうへいきんせん)

代表的なテクニカルチャート。 ある一定期間の価格から平均値を計算し、 折れ線グラフで表したものです。

陰線(いんせん)

株価の動きをローソク足にしたとき、 始値に比べて終値が安かった場合のローソク足。

インサイダー取引

大株主や役員などの内部関係者が、 未公開情報をもとに株式の売買を行うこと。 (内部者取引ともいう)

イン・ザ・マネー

オプション取引の権利所有者が権利を 行使したときに、利益が出る状態のこと。

インフレ(インフレーション)

景気が過熱し、物価が継続的に上がっていく現象。

売り気配(うりけはい)

売り注文ばかりでそれに見合う買い注文がなく、 値がつかない状態のこと。

売り残(うりざん)

信用取引において、信用売り(空売り、カラ売り) されて、まだ決済(買い戻し、現渡し)されずに 残っている株式の残高(株数)のこと。

売り一巡(うりいちじゅん)

「売り物一巡」とも呼ばれる。 目先的な売り物が一巡して大方なくなったこと。

売り一服(うりいっぷく)

売り進まれていた動きが一時的に止まること。

売り方(うりかた)

売り注文を入れた人の総称のこと。

売り越し(うりこし)

「需給動向」を表す用語で、ある銘柄に 対しての売買数量(金額)のうち、買い 数量よりも売り数量の方が多い場合をいう。

売出価格 (うりだしかかく)

株式等の売出しに際して、投資者が 株式等を購入する際の1株当たりの金 額のこと。 ブックビルディングの需要状況等を総 合的に勘案して決定される。

上値(うわね)

現在の株価よりもさらに高い株価のこと。 まだ株価の上がる余地のある場合を「上値 を残す」、引き続いて値上がりし、その値 を追いかけるように一段と買いが盛んにな る場合を「上値を追う」などという。 また、株価が上がりそうで上がらない状況 のことを「上値が重い」という。

上放れ(うわばなれ)

株価が一気に大きく上昇すること。 (株価がそれまでの推移から大きく離れて上昇、 前日の終値と比べて大きく上昇したりした場合を指す)

S&P500種指数

(エスアンドピーごひゃくしゅしすう) 米国株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。 時価総額加重平均指数。 全主要業種を代表する500銘柄で構成され、米 国経済のパフォーマンスを表す。

SQ/特別清算指数 (エスキュー/とくべつせいさんしすう)

Special Quotationの略。 日経225先物やTOPIX先物などの株価指数先物取引、 株価指数のオプション取引などを、最終的な決済 期日で決済するための清算価格(指数)のこと。 各限月の取引最終日の翌日である「各限月の第2 金曜日」がSQ算出日(SQ日)となり、指数構成 銘柄の始値で計算された値がSQ(SQ値)となります。 また、3、6、9、12月の株価指数先物とオプション 取引のSQがメジャーSQで、それ以外の月のオプショ ン取引のSQがミニSQと呼ばれる。

NT倍率(エヌティーばいりつ)

日経平均株価をTOPIXで割ることにより算出される 指標。(ちなみにNT倍率のNが日経平均株価、 TがTOPIX(東証株価指数)の意味)

FTSE100指数(エフティーエスイーひゃくしすう)

ロンドン証券取引所(LSE)における株価指数で、 英国の代表的な株価指数。

MBO(エムビーオー)

Management Buy-Outの略。 経営陣(あるいは従業員)が自社の株式や一部の 事業部門を買収して独立すること。 (従業員が所属している部門を買収して独立する 場合、EBO(Employee Buy-Out)と呼ぶこともある)

円高(えんだか)

円の価値が上がること。 1ドル100円が、1ドル90円となれば円高となります。 「んっ?100円から90円に下がってるのに、円高?」 と思うでしょうが、海外から見た時の日本円の価値 となります。 1個100円のりんごで例えると。 1ドル100円の場合、りんごは1ドルで買えます。 しかし、円高になり1ドルが90円になった場合?  りんごの値段は100円ですから、1ドルでは買う ことができません。 円の価値が上がったっというわけです。

円安(えんやす)

円の価値が下がること。 1ドル100円が、1ドル110円となれば円安なります。

追い証(おいしょう)

追加保証金のことを指します。 信用取引や株価指数先物取引など、 保証金を担保として行う取引の場合、 一定の維持率(委託保証金維持率) を下回ると、追加の保証金を差し入 れなければならない。 例えば、信用取引で委託保証金維持 率が20%未満となった場合には翌営 業日までに40%を超えるまでの追証を、 30%未満となった場合には翌々営業日 までに不足分を入金しなければなりま せん。 追証を入金しない場合には、証券会社 によって、強制的に反対売買で決済さ れてしまうことがある。 (なお、2013年1月から信用取引のルー ルが変更、未決済の建玉を決済するこ とで追証を解消することができるよう になった)

オーバーシュート

相場の行き過ぎた変動のこと。

お化粧買い(おけしょうがい)

〔別名〕ドレッシング買い 運用機関が運用しているファンドなどの評価を よく見せるために、月末や決算期末に運用対象 となっている株式などに買い注文を入れること。

押し目買い(おしめがい)

上げ基調の相場が一時的に安くなったのを 見計らって買うこと。

踊り場 (おどりば)

上げ基調の相場が一服して足踏みしたような 状態になること。(調整といわれることも)

オプション取引

権利の取引となる。 予め定められた期日に特定の商品を予め、 定められた価格で売買する「権利」を取引する。

織り込み済み(おりこみずみ)

相場に影響のある経済指標や業界動向、 企業業績などの材料(要因)が既に相 場に反映されていること。

終値(おわりね)

その期間で最後についた価格のこと。

カ行

買い気配(かいけはい)

買い注文ばかりでそれに見合う売り注文がなく、 値がつかない状態のこと。

買い残(かいざん)

信用取引において、信用買い(空買い、カラ買い) されて、まだ決済(お金の返済、現引き)されずに 残っている株式の残高(株数)のこと。

買い一巡(かいいちじゅん)

「買い物一巡」とも呼ばれる。 目先的な買い物が一巡して大方なくなったこと。

買い一服(かいいっぷく)

買い進まれていた動きが一時的に止まること。

買い方(かいかた)

買い注文を入れた人の総称のこと。

買い越し(かいこし)

「需給動向」を表す用語で、ある銘柄に対しての売買 数量(金額)のうち、売り数量よりも買い数量の方が 多い場合をいう。

過剰流動性相場(かじょうりゅうどうせいそうば)

(金余り相場)とも呼ばれる。過剰流動性によって 生まれた相場。(過剰流動性とは、通貨(流動性) の量が、正常な経済活動に必要な適正水準を大きく 上回り、過度の金融緩和状態にあること)

株式移転(かぶしきいてん)

1つまたは2つ以上の会社が、その発行する全ての 株式を新たに設立する親会社に取得させること。

株式交換(かぶしきこうかん)

ある会社が他の会社を完全子会社化しようとする ときに、買収しようとする会社(子会社)の株主 に対して自社(親会社)の株式を交付することで 完全子会社化する手法のこと。

株式分割(かぶしきぶんかつ)

既に発行されている株式を、1株を2株、 3株などに分割すること。

株式ミニ投資/ミニ株 (かぶしきミニとうし/ミニかぶ)

通常の株式取引よりも少ない資金で株式を購入できる 取引方法のひとつ。(通常の株式取引では、銘柄ごと に決められている1単元の株数(1,000株、100株、10 株など)の整数倍でしか購入することができないが、 ミニ株であれば、1単元の1/10の単位での株式売買が 可能になる)

株主権(かぶぬしけん)

株式を取得することで株主に与えられる権利のこと。

株主総会(かぶぬしそうかい)

株式会社を構成する機関のひとつで、株主全員で構 成する会議。株式会社における重要な事項はこの株 主総会に議題として掲げられ決議します。 株主総会では取締役の選任・解任などの事項を普通 決議で、定款変更や解散などの重要な事項は特別決 議で決議することになっています。 株主総会には毎決算時に開かれる定時総会と必要に 応じて開かれる臨時総会がある。

株主優待(かぶぬしゆうたい)

企業が株主に対して行うプレゼントのこと。 (自社の宣伝も兼ねて、自社製品や自社サービスの優 待券や割引券などが主流) (必ず行われているものではない。また、権利確定日 に一定数の株式を保有している必要がある)

カラ売り(からうり)

手元に持っていない株式を、信用取引などを利用して 「借りて売る」こと。 (株価がこれから下がることが予想されるときにカラ 売り(空売り)をして、予想通り株価が下落したとこ ろで買い戻して利益を得る)

監理銘柄(かんりめいがら)

上場銘柄が上場廃止基準に該当する恐れがある場合 に、証券取引所により指定される銘柄のこと。

機関投資家(きかんとうしか)

顧客から拠出された資金を運用・管理する法人投資家 の総称。

逆張り(ぎゃくばり)

相場の流れとは逆に、相場が悪い時に買い、あるいは 相場が良い時に売るという投資手法。

逆行高(ぎゃくこうだか)

相場を下げる要因があるにもかかわらず、逆に高くな ること。相場全体が低迷する中で、ある一部の銘柄だ けが反対に値上がりする場合などに使われる。

逆行安(ぎゃくこうやす)

相場を上げる要因があるにもかかわらず、逆に相場が 安くなること。相場全体が上昇する中で、ある一部の 銘柄だけが反対に値下がりする場合などに使われる。

急騰(きゅうとう)

相場(価格、値段)が急速に大きく上げることをいう。 一般的には、個別銘柄の1日~数日の動きについて言う ことが多いが、より長期の動きや相場全般について言う こともある。

急反発(きゅうはんぱつ)

下げていた相場が一転して大きく値上がりすること。

急反落(きゅうはんらく)

上げていた相場が一転して大きく値下がりすること。

急落(きゅうらく)

相場(価格、値段)が急速に大きく下げることをいう。 一般的には、個別銘柄の1日~数日の動きについて言 うことが多いが、より長期の動きや相場全般について 言うこともある。

業績相場(ぎょうせきそうば)

好景気や個別企業の業績が良好となり、それが評価さ れ株価が上昇する局面のこと。

公募増資(こうぼぞうし)

新しい株式を発行するに当たり、不特定かつ多数の投 資家に対して取得の申し込みを勧誘すること。

小型株(こがたかぶ)

一般的には、時価総額と流動性が低い銘柄を指す。

後場(ごば)

午後の取引のこと。

5%ルール(ごパーセントルール)

株券などの大量保有の状況に関する開示制度のこと。 上場企業の発行済み株式数の5%以上を保有する株 主(大量保有者)は、原則として5%以上を保有する ことになった日から5日以内に、内閣総理大臣に 「大量保有報告書」を提出する義務がある。

サ行

裁定買い残(さいていかいざん)

裁定取引(アービトラージ)において「先物売り、現物 買い」のポジションを組んで、まだ裁定取引を解消して いない現物買いの残高のこと。

裁定解消売り(さいていかいしょううり)

裁定取引(アービトラージ)において、一度組んだ 裁定取引のポジションを、利益を確定する目的など で解消することを「裁定解消」と呼びます。 裁定取引には、「裁定売り」と「裁定買い」があり、 株式の裁定取引では一般的に「裁定買い」は「先物 売り」と「現物買い」のセットで行われます。 売っていた先物を買い戻し、同時に買っていた現物 を売却するという裁定解消について、現物の売りが 出ることを「裁定解消売り」と呼びます。

裁定取引(さいていとりひき)

アービトラージ取引とも呼ばれる。 この市場にできる価格差を利用して利益を獲得しよ うとする取引。同一の性格を持つ2つの商品の間で、 割安な方を買い、割高な方を売ることで理論上リス クなしで収益を確定させることができる。 【例】 日本の株式市場でよく行われる裁定取引には、 日経平均と日経平均先物を対象とした取引。 これは、日経平均から日経平均先物の理論価 格を算出し、日経平均先物に実際に付いてい る価格が理論価格を上回った時に「先物売り /現物買い」、一方で先物価格が理論価格を 下回った時に「先物買い/現物売り」という 取引を行い、先物価格が理論価格にサヤ寄せ した時に反対売買をすることで、その価格差 分が利益となる。

先物取引(さきものとりひき)

将来のある日(決済期日)に、現在約束した 価格で商品を売買できる取引のこと。 (売買される商品としては、大豆やとうもろ こしといった農産物や石油、貴金属、形のな い株価指数といったものまで取引されている)

昨年来高値(さくらねんらいたかね)

株式・債券・コモディティ・通貨などの価格 のうち、前年からの最高値のこと。 (日本株については、1月~3月の間は、前年 1月以降最も高い株価を付けた場合に「昨年 来高値を更新」と言われるのに対して、4月 ~12月の間は、その年の1月以降最も高い株 価を付けた場合に「年初来高値を更新」と言われる)

昨年来安値(さくらねんらいやすね)

株式・債券・コモディティ・通貨などの価格 のうち、前年からの最安値のこと。(日本株 については、1月~3月の間は、前年1月以降最 も安い株価を付けた場合に「昨年来安値を更 新」と言われるのに対して、4月~12月の間は、 その年の1月以降最も安い株価を付けた場合に 「年初来安値を更新」と言われる)

下げ一服(さげいっぷく)

相場の下落が一時的に止まり、 小休止状態になること。

下げ相場(さげそうば)

価格(値段)がだんだんと下落していく相場のこと。

ザラ場(ざらば)

寄付から引けまでの間の取引時間のこと。

三角持ち合い(さんかくもちあい)

高値更新も安値更新もできずに、上下のト レンドライン(傾向線)の中に相場がほぼ 納まっている状態をいう。 (もちあい(保ち合い)とは、相場がほと んど動かないか、または小幅な動きにとど まっている状態のこと)

3分の1押し(さんぶんのいちおし)

上昇を続けていた相場が値下がりに転じ、 これまでの上昇分の3分の1程度まで値下 がりすること。 【例】 株式において、1000円だった銘柄が600円 値上がりして1600円になった場合、その後 200円値下がりして1400円になるケースなど。

3分の1戻し(さんぶんのいちもどし)

下落を続けていた相場が値上がりに転じ、 これまでの下落分の3分の1程度まで値上 がりすること。 【例】 株式において、1000円だった銘柄が600円 値下がりして400円になった場合、その後 200円値上がりして600円になるケースなど。

地合い(じあい)

相場の状況や雰囲気のこと。

CB/新株予約権付社債 (シービー/しんかぶよやくけんつきしゃさい)

一般的に転換社債またはCBと呼ばれる。 一定の条件で発行体の企業の株式に転 換できる権利が付いた社債のこと。

塩漬け(しおづけ)

保有している銘柄が買値より大幅に下落し、 売却した場合に損失が大きくなるため、売 れに売れない状態のこと。

時価総額(じかそうがく)

株価×発行済株式数で計算されるもので、 その企業の規模を示しているもの。

自社株買い(じしゃかぶがい)

企業が発行した株式を、その企業が市場の 時価で買い戻すこと。 (既存の株主にとってはポジティブに取られ ることが多い)

下押す(したおす)

相場が安くなること。

下支え(すたささえ)

相場が安くならないように下値に買いを入れて 支えること、または相場がある水準以下に下が らない状態のこと。

下放れ(したばなれ)

相場が一気に下落する(これまでの水準を大幅 に下に突き抜ける)こと。

下値(したね)

現在の株かよりも、さらに安い株価のこと。 また、引き続いて値下りし、その下値を追 いかけるように一段と値下がりしていくこ と「下値追い」という。

実需筋(じつじゅすじ)

日々の実需に基づいて取引を行う市場参加者のこと。 【例】 外国為替市場で輸出業者や輸入業者、機関投資家な どが、輸出入や資本取引等の実需に伴って淡々と外 国為替取引を行なっている。 通常、これらの取引は為替変動により収益を狙うと いった目的で売買している訳ではないため、目先の 相場の方向性にあまり影響を与えることはない。

仕手/仕手筋(して/してすじ)

主に人為的に作った相場で短期間に大きな利益を 得ることを目的に、マーケット(市場)で大量に 投機的売買を行う者。

資本筋(しほんすじ)

生損保・年金・投資信託など実際の投資需要に 基づいて、マーケット(市場)に参加する投資 家のこと。

ショートカバー

資家の相場観によって作成したショートポジシ ョンを解消(決済)するために買い戻すこと。 (ショートポジションとは、売り持ちのポジシ ョンのこと)

ジリ高(じりだか)

相場が一度に上げないで、少しずつ高くなること。

自律反発(じりつはんぱつ)

急速に下げた相場が行き過ぎの警戒感から自然に 少し戻ること。

ジリ貧)/ジリ安(じりひん/じりやす)

相場が一度に下がらず、少しずつ安くなること。

順張り(じゅんばり)

株価などが上昇しているときに買い、逆に下落 基調のときには売るという投資手法。

上場廃止(じょうじょうはいし)

上場銘柄が、証券取引所の定める上場廃止基準に 該当したり、上場会社が自主的に上場廃止申請を 行ったりすることにより、取引所で売買取引がで きなくなること。

新株予約権(しんかぶよやくけん)

会社に新株を発行させる、または会社の自己株 式を移転させる権利のこと。

新興市場(しんこうしじょう)

新興企業(ベンチャー企業)が多く上場して いる東京証券取引所の「JASDAQ」や「マザー ズ」などの総称。

信用期日(しんようきじつ)

信用取引の決済を行う返済の期限。

信用取引(しんようとりひき)

一定の保証金(委託保証金)を証券会社に担保と して預け、保証金の数倍の金額の株式取引ができ る制度のこと。

ストキャスティクス

チャート分析の一種。 株価のある一定期間の変動幅と終値の関係から、 相場の相対的な強弱の勢い、いわゆる「売られ すぎ」や「買われすぎ」を示す指標。 数値が0%~100%の範囲で動き、一般的には20 ~30%以下が売られすぎ、70~80%以上が買わ れすぎと判断される。

ストップ高(ストップだか)

株式や商品先物などで、1日の設定された変動 幅の上限まで相場(価格)が上昇すること。

ストップ安(ストップやす)

株式や商品先物などで、1日の設定された変動 幅の下限まで相場(価格)が下落すること。

成長株(せいちょうかぶ)

グロース株ともいわれる。 業績が良く、株価が高く評価されていて、さらに 成長が見込める株式のこと。

整理銘柄(せいりめいがら)

証券取引所が定めている上場廃止基準に該当し、 上場廃止が決定された銘柄のこと。

セリング・クライマックス

中長期的な下落相場の最終段階において、 取引参加者の大半が弱気一色となり、大量の 売り注文がマーケット(市場)に出て、相場 が急落する局面のこと。

前場(ぜんば)

前場とは午前の取引のことをいい、 午前9時から11時30分まで。

全面高(ぜんめんだか)

上場しているほとんどの銘柄の価格が値上が りすること。

全面安(ぜんめんやす)

上場しているほとんどの銘柄の価格が値下が りすること。

増資(ぞうし)

本来、企業が資本金を増加させることをいう。 一般的に企業が資本金を増加させる場合、新 株発行によって行われるので、株式を新しく 発行し、投資家から資金を集めることを増資 という。

増配(ぞうはい)

多くの企業は利益の中から株主への還元策と して定期的に配当を出す。 業績改善や株主重視策としてこの配当を増や すことを増配という。

底/底値(そこ/そこね)

当面の一番安くなったところのこと。

底入れ(そこいれ)

相場(景気、業績等)が下がるだけ下がり、 下げ止まる(上向きになりかける)こと。

底堅い(そこがたい)

相場(景気、業績等)が下がりそうでいて 下がらない状況。

底割れ(そこわれ)

これまで下値の限界と思われていた水準を 割り込むこと。

底を打つ(そこをうつ)

相場(景気・業績等)が下がるだけ下がり、 下げ止まった(上向きになりかける)こと。

損切り(そんぎり)/ロスカット

損失を抱えている状態で保有している株式等を 売却して損失を確定させること。

タ行

第三者割当増資(だいさんしゃわりあてぞうし)

会社の資金調達方法のひとつ。 株主であるか否かを問わず、特定の第三者に 新株を引き受ける権利を付与して、新株を引 き受けさせる増資。通常は取引先、取引金融 機関、自社の役職員などの縁故者にこの権利 を与えて発行することが多く、縁故募集ともいう。 また、業務提携の相手先や取引先との関係安定化 を図るとき、経営悪化で株価が低く通常の増資が できないときなどに多く使われる。

ダウ工業株30種平均/ニューヨーク・ダウ  (ダウこうぎょうかぶさんじゅっしゅへいきん /にゅーよーくだう)

ウォール・ストリート・ジャーナルを発行する アメリカのダウ・ジョーンズ社が算出、発表し ているアメリカを代表する株価指数。 ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上 場している合計30銘柄を対象に算出。

高値(たかね)

ある期間の中で一番高い値段のこと。

高値警戒感(高値けいかいかん)

上げ相場の勢いがしばらく続き、 その反動で下げを心配する観測が 強まる市場ムード(心理)のこと。

高値圏(たかねけん)

1日・1週間・1カ月・1年など過去のある 期間内で、一番高い値段に近い価格帯のこと。

高値引け(たかねびけ)

終値がその日の高値をつけること。

高寄り(たかより)

寄り付きの価格(値)が前日の終値よりも高いこと。

DAX指数(ダックスしすう)

ドイツのフランクフルト証券取引所の上場 銘柄のうち、ドイツ企業の主要30銘柄を対 象とした株価指数のこと。 「ドイツ株価指数」とも呼ばれることも。

短期筋/投機筋(たんきすじ/とうきすじ)

マーケット(市場)において、短期的な売 買により利益を得ることを目的とした投資 家の総称。

チャート分析/テクニカル分析 (ちゃーとぶんせき/てくにかるぶんせき)

株価や為替などの将来の値動きを価格や 出来高などの過去の動きから予測する分析方法。

調整(ちょうせい)

それまでの相場の動きとは逆方向に短期的に 動くこと。

調整局面(ちょうせいきょくめん)

上昇してきた相場や景気指標などが、 その上昇速度を鈍化させ、踊り場に 入ったような状態のこと。

つなぎ/つなぎ売り(つなぎ/つなぎうり)

保有している銘柄の株価の下落が予想される 場合に、保有している現物を売らずに、信用 取引でカラ売りをすることによって値下がり のリスクを回避しようとする手法のこと。

強含み(つよふくみ)

相場にはっきりとした動きは見えないものの、 何となく堅調な感じがするような状態のこと。

つれ高(つれだか)

ある銘柄が好材料などで値上がりした時、 その動きに引きずられるように、他の関連する 銘柄や類似する銘柄が買われて上昇すること。

つれ安(つれやす)

ある銘柄が悪材料などで値下がりした時、 その動きに引きずられるように、他の関連する 銘柄や類似する銘柄が売られて下落すること。

デイ・トレーダー

買った株をその日のうちに売る、売った株を その日のうちに買い戻すというように、1日の うちに利益や損失を確定し、取引を終了させ繰 り返し行う投資家のこと。

TOB/公開買付け (ティーオービー/こうかいかいつけ)

株券等の発行会社または第三者が不特定か つ多数の人に対して、公告等により買付 期間・買付数量・買付価格等を提示し、 株券等の買付けの申込み又は売付けの申込 みの勧誘をおこない、市場外で株券等の買 付けをおこなうこと。

低位株(ていいかぶ)

株価水準が低い銘柄のこと。

出遅れ感(でおくれかん)

他の銘柄や他の市場などよりも出遅れて上昇 している様子のこと。

出来高(できだか)

売買の数量のこと。 株式の場合、ある一定期間内(1日、1週間な ど)に売買が成立した株数。

天井(てんじょう)

上昇相場における高値水準。 相場の高いところのこと。

東京証券取引所 (とうきょうしょうけんとりひきじょ)

日本最大の証券取引所。略して東証とも 呼ばれる。 (1部、2部、マザーズ、JASDAQ(スタン ダード・グロース)などの市場がある)

投資部門別売買動向 (とうしぶもんべつばいばいどうこう)

東京証券取引所が個人・外国人・金融機関など、 投資家ごとの売買動向をまとめたもの。 週間・月間・年間で集計を行っいる。 (週間のものについては、原則翌週第4営業日に公表)

騰落率(とうらくりつ)

ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ 変化したかを表すもの。 例えば、価格が100円が105円になれば5%の上昇、 90円になれば10%の下落。

騰落レシオ(とうらくレシオ)

市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の 比率から、市場の過熱感を見る指標。 買われすぎ、売られすぎを見るための テクニカル指標。 100%が中立の状態で、100%を超えると 値上がり銘柄のほうが多い状態を意味し、 一般的に120%以上になると過熱気味、 逆に、70%以下は底値ゾーンといわれている。

TOPIX/東証株価指数 (トピックス/とうしょうかぶかしすう)

東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、 算出・公表している株価指数のこと。 日経平均株価と並ぶ、日本の代表的な株価指標 の一つ。 東証1部上場の全銘柄を対象として、各銘柄の浮 動株数に基づく時価総額を合計して計算している。

ナ行

内需関連株(ないじゅかんれんかぶ)

事業基盤が国内にあり、国内景気 (内需)が好調なときに、より業績 の拡大が見込まれる企業の株式のこと。

投げ売り(なげうり)

損失が出ることを承知で売ることをいう。 個別銘柄などで予想外の悪材料が出た 時に、損を承知で安値で売ることを指す。

軟調(なんちょう)

買い気が乏しく、相場が少し安い状態 を指し、緩やかに下がっている状態。

NASDAQ(ナスダック)

米国にある新興企業向けの株式市場の名称。 上場する全ての銘柄を時価総額加重平均で 算出した指数。

ナンピン買い(ナンピンがい)

保有している株価が下がったときに、 さらに買い増しをして平均購入単価 を下げること。 【例】 600円で1,000株買った銘柄が、500円に 下がったときに1,000株買い増しをした とすると、1株当たりの平均購入単価は 550円となる。

NISA(ニーサ)

2014年1月から導入された「少額投資非 課税制度」。 毎年100万円を上限とする新規購入分を 対象にその配当金や売買益等を最長5年 間非課税にする制度。

日銀短観(にちぎんたんかん)

日本銀行が発表する企業短期経済観測 調査の略。1年に4回発表(3、6、9、12月)。 内容は、業況等の現状・先行きに関する 判断(判断項目)や、事業計画に関する 実績・予測(計数項目)など。

日経株価指数300 (にっけいかぶかしすうさんびゃく)

日本経済新聞社が算出・発表してい る東証1部上場銘柄の主要300銘柄の 時価総額加重型指数のこと。 (日経300とも呼ばれる)

日経ジャスダック平均株価 (にっけいジャスダックへいきんかぶか)

東京証券取引所JASDAQ市場上場銘柄を対 象とした株価指標。 (日本経済新聞社が計算・公表している)

日経平均株価/日経225(にっけいへい きんかぶか/にっけいにーにーご)

東証1部上場銘柄のうち、代表的な225銘 柄をもとに計算される株価指数。日本の 株式市場の大きな動きを把握する代表的 な指標。

日本銀行(にほんぎんこう)

日本の中央銀行。発券銀行、銀行の銀行、 政府の銀行などの機能をもつとともに、 以上の3機能を通じて金融政策の運営に あたっている。

ネガティブサプライズ

全く予想外の悪材料や相場に織り込ん でいない悪材料などの驚きのこと。

値がさ株(ねがさかぶ)

1単元当たりの株価の水準が高い銘柄のこと。

値幅整理(ねはばせいり)

主に株式(信用取引)や商品先物などで 買い残高が縮小するときに、相場が大き く下落して、投げ物が出て整理が一挙に 進むことをいう。また、大幅な下落によ り、上げ相場の整理が短期間に行われる 場合にも使われることがある。

値幅調整(ねはばちょうせい)

相場(銘柄)の値段(株価)の調整のこ とをいう。一般に株式市場では、株価の 上昇基調がある程度続き買いが一巡する と、投資家の利益確定売りが出やすくな る。そのの売りが優勢になって株価が下 落し、売りたい投資家が株式を売り切る までの動きのこと。

軒並み高(のきなみだか)

各銘柄または各限月の相場が一斉に高く なること。

軒並み安(のきなみやす)

各銘柄または各限月の相場が一斉に安く なること。

ハ行

バイイング・クライマックス

中長期的な上昇相場の最終段階 において、取引参加者の大半が 強気一色となり、過熱感を伴っ て相場の高騰(急騰)が進む状 況のこと。 (バイイング・クライマックス後 は時給が次第に悪化し、その後は 相場が下落に転じることが多い。)

配当(はいとう)

企業が株主に利益を分配すること をいい、投資家が保有する株数に 比例して分配されます。 (通常は決算時に分配、特別大き な利益がある年は特別配当、会社 の記念の年に記念配当といったよ うに通常の配当に上乗せ、区別し て分配されることがある。 また、配当は必ず行われるもので はない。赤字、企業の方針によっ て行われないこともある)

配当落ち/権利落ち (はいとうおち/けんりおち)

その期の配当を受ける権利が権利確 定日の翌営業日をもってなくなること。 (権利が受けられない分、株価が安く なったことをいう場合もある。 例:1株1,000円の株が配当を1株当た り5円出すとする。配当がもらえる権 利があるのとないのでは、理論的には 5円の差、これが配当落ちです。 この例では、配当落ち後、5円の配当 分だけ株価が下がり、理論上では株価 は995円になる。ただ、株価はその他の 要因でも日々値動きするので、理論ど おり株価が変化するとは限らない)

配当取り(はいとうどり)

決算期を前にして、配当金を取るため に株を買うこと。 (例:実際に株を所有する期間が短くて も、配当落ち後の株価が落ち分を埋めて 値上がりすれば、配当がまるまる手に入 る計算になる)

配当性向(はいとうせいこう)

企業を評価する指標のひとつ。 その期の純利益(税引後利益)の中か ら、配当金をどのくらい支払っている かをパーセンテージで表したもの。 計算式:配当性向(%)=1株当たりの 配当額÷1株当たりの当期純利益×100

配当利回り(はいとうりまわり)

購入した株価に対し、1年間でどれだけ の配当を受けることができるかを示す 数値。 計算式:配当利回り(%)=1株当たり の年間配当金額÷1株購入価額×100

始値(はじめね)

ある期間で最初についた価格のこと。 (期間が1日の場合、始値は寄付とも 呼ばれる)

バスケット取引(バスケットとりひき)

複数の銘柄をひとまとめにして一括で 売買する取引のこと。複数の銘柄をま とめてバスケット(かご)に入った一 つの商品とみなして売買する取引であり、 証券会社が本売買の委託を受ける際には、 通常、一つの取引として手数料を設定す ることが多い。一般的には15銘柄以上か つ1億円以上の取引が対象であり、大口の 投資家(ファンド、機関投資家等)がイン デックス運用の売買、ポートフォリオの銘 柄入替、裁定取引に伴う現物株の売買など をする際に利用する。

発行価格(はっこうかかく)

株式等の募集に際して、投資者が株式等を 購入する際の1株当たりの金額のこと。

発行済株式数(はっこうずみかぶしきすう)

会社が定款で決めている株式数 (授権株式数)の範囲内で、実 際に発行した株式の総数のこと。

初値(はつね)

上場日以降に初めて付いた市場価格。

ハンセン指数(ハンセンしすう)

香港市場全体の動きを表す代表的な株価 指数のこと。香港証券取引所の主要な33 銘柄を対象に、1964年7月31日を100とし て時価総額の加重平均で算出。

半値押し(はんねおし)

上昇を続けていた相場が値下がりに転じ、 これまでの上昇分の半分程度まで値下が りすること。 【例】 1000円だった銘柄が500円値上がりして 1500円になった場合、その後250円値下 がりして1250円になるケース。

半値戻し(はんねもどし)

下落を続けていた相場が値上がりに転じ、 これまでの下落分の半分程度まで値上が りすること。 【例】 1000円だった銘柄が500円値下がりして 500円になった場合、その後250円値上が りして750円になるケース。

PO/公募・売出し (ピーオー/こうぼ・うりだし)

株式等の公募による募集や売出しのこと。 「募集」とは、主に株式等を公開する企 業が設備投資などの資金調達を目的として、 多数の投資家に対し、新たに発行される株 式等の取得の申し込みを勧誘すること。 「売出し」とは、多数の投資家に対し、 主に株式等を公開する企業の大株主等が 保有する既に発行された株式等の売付け の申し込み、または投資家にその買付け の申込みを勧誘すること。

PER/株価純資産倍率) (ぴーびーあーる/かぶかじゅんしさん ばいりつ)

株価を利益面(企業業績)から見て、 「割安」か「割高」かを判断する際に 使われる投資指標。株価が一株当たり 利益の何倍まで買われているかを示し、 これが高いほど株価が利益に対して割高、 これが低いほど株価が利益に対して割安 であるとなる。 計算式:PER=株価÷EPS(1株当たり利益)

PBR/株価収益率 (ぴーいーあーる/かぶかしゅうえきりつ)

株価を資産面から見て「割安」か「割高」 かを判断する際に使われる指標。 株価が一株当たり純資産の何倍まで買われ ているかを示す。 また当該企業について、市場(マーケット) が評価した値段(時価総額)が会計上の解 散価値の何倍であるかを示す。 PBRが1倍未満の株価は、企業が持つ資産価 値を株価が下回っていると意味する。 計算式:PBR=株価÷BPS(1株当たり純資産)

BPS/1株当たり純資産 (びーぴーえす/ひとかぶあたりじゅんしさん)

純資産(資本金・資本準備金・利益準備金な どの内部保留の合計額)を発行済株式数で割 って求められる財務指標。

日柄調整(ひがらちょうせい)

相場(銘柄)の時間の調整のこと。 例えば株価の上下幅が小さいまま (上昇も止まったが、下落もしな いで揉み合っているまま)、日数 だけが経過することを「日柄調整」 という。

引け/大引け(ひけ/おおびけ)

前場、後場の最後の売買をいいます。 「大引け」とは後場の最終売買のこと。

VIX指数(ビックスしすう)

シカゴオプション取引所がS&P500種指数 のオプション取引の値動きをもとに算出 公表している指数で投資家の心理を示 す数値。数値が高いほど、投資家が先行 きに対して不安を感じている。 通常時10~20の範囲内で動き、30を超え るとパニック状態。

日計り/日計り商い (ひばかり/ひばかりあきない)

その日買った銘柄をその日のうちに売る、 または信用取引などで売った銘柄をその 日のうちに買い戻すような取引を行うこと。

ファンダメンタルズ

国や企業などの経済状態などを表す 指標のこと。 国や地域の場合、経済成長率、物価 上昇率、財政収支などがこれに当たり、 企業の場合は、売上高や利益といった 業績や資産、負債などの財務状況が挙 げられる。

復配(ふくはい)

以前は配当が出ていて、その後一時的に 無配の状態に陥っていた企業が、業績改 善などを理由に配当を復活させること。

ヘッジファンド

様々な手法を用いて利益を追求する投機 的なファンドのこと。 一般的に富裕層や機関投資家から資金を 集め、ハイリスク・ハイリターンの運用 をする投資組織ことをいう。

募集(ぼしゅう)

新たに発行される有価証券等の取得の 申し込みの勧誘のうち、私募(多数の 者に譲渡されるおそれがないもの、適 格機関投資家向け等)に該当しないもの。

ボックス相場/レンジ相場 (ボックスそうば/レンジそうば)

一定の変動幅の範囲内で価格(値段、 レート)が上がったり、下がったり、 何回となく繰り返えす相場。

ボラティリティ

上下のブレ幅(変動率)のこと。

ボリンジャーバンド

テクニカルチャートのひとつ。 移動平均を表す線と、その上下に値動きの 幅を示す線を加えた指標のこと。

本格反騰(ほんかくはんとう)

下落傾向を辿っていた相場が好材料の 出現等により先高期待から買い人気が 高くなって、本格的に復調すること。

マ行

マザーズ(マザーズ)

正確には東証マザーズ。 東京証券取引所が開設した新興 企業を対象とした証券市場のこと。

MACD(マックディー)

MACDラインとシグナルラインの2本 のラインを用いて相場を読む手法。 長短2つの移動平均の差を1本のラ インで表したMACDラインと、MACD ラインの値をさらにある期間で平 均したシグナルラインを組み合わ せて売買のタイミングを計る。

窓(まど)

2本のローソク足チャートの間に空 いた空間のこと。

マネーサプライ/マネーストック

通貨供給量とも呼ばれる重要な経 済指標の一つ。 金融機関と政府を除いた経済主体 が保有する通貨の合計。日本銀行 が毎月発表。

見切り売り(みきりうり)

保有している銘柄(ポジション)の 価格が下がってきた時に、いずれま た上がるだろうという期待を一気に 断ち切り、損失覚悟で売却すること。

未公開株(みこうかいかぶ)

証券取引所(金融商品取引所)には 上場(公開)していない企業の株式 のこと。

見直し買い(みなおしがい)

人気の圏外に置かれていた銘柄が、 何らかのきっかけにより見直され て買いが入ること。 また、割安な銘柄に買いが入るこ とも「見直し買い」という。

目先(めさき)

数日から1カ月くらいなど「短期的 な相場の行方」のこと。

保ち合い(もちあい)

相場がほとんど動かないか、または 小幅な動きにとどまっている状態の こと。

保ち合い放れ(もちあいばなれ)

相場が保ち合いの状態から脱し、 上(上昇)または下(下落)に 大きく動き出すこと。

餅つき相場(もちつきそうば)

新年の見通しに対する期待買い と年末の換金売りとが交錯し、 相場が上下に慌しく動くこと。

戻り売り(もどりうり)

下げ基調の相場が一時的に高く なったのを見計らって売ること。

戻り待ちの売り(もどりまちのうり)

相場が戻るのを待っている中、 実際に相場が戻ってきた時に 売ること。

もみあい

相場が小幅の上下の値動きを繰り 返し、相場の方向性が定まらない 状況のこと。

模様眺め(もようながめ)

相場の見通しがたたないため、 売買が手控えられて相場の成 り行きを見ている状態のこと。 (「様子見」ともいわれる)

ヤ行

安値(やすね)

ある期間の中で一番安い値段のこと。

安値圏(やすねけん)

1日・1週間・1カ月・1年など過 去のある期間内で、一番安い値段に 近い価格帯のこと。

安値引け(やすねびけ)

終値がその日の安値をつけること。

安寄り(やすより)

寄り付きの価格(値)が前日の終値 よりも安いこと。

陽線(ようせん)

株価の動きをローソク足にしたとき、 始値に比べて終値が高かった場合の ローソク足。

様子見(ようすみ)

相場の見通しがたたないため、売買が 手控えられて相場の成り行きを見てい る状態のこと。(「模様眺め」ともいう)

寄付(よりつき)

前場と後場それぞれで最初に成立した 取引のこと。また、最初の取引で成立 したときの株価を指す場合もある。

弱含み(よわふくみ)

相場にはっきりとした動きは見えない ものの、何となく軟調な感じがするよ うな状態のこと。

四本値(よんほんね)

四本値とは、ある一定期間の始値、終値、 高値、安値の4つの価格のこと。 四本値をひとつにまとめて表したものが ローソク足となる。

ラ行

乱高下(らんこうげ)

激しく上下に振れること。

乱調子(らんちょうし)

上げ下げが激しく、その動 きが続いている状態のこと。

利益確定/利食い (りえきかうてい/りぐい)

購入した価格より値上がり して利益が出ている時点で 売却し、利益を確定すること。

レバレッジ

「レバレッジ(=てこ)の原理」に なぞらえ、少ない資金で大きなリタ ーンが期待できる効果のこと。 信用取引、先物・オプション取引、 外国為替証拠金取引、商品先物取引、 CFD取引などにおいて、一定の証拠金 (保証金)に対して、数倍~数十倍の 取引が行えるというもの。 【例】 株式投資で信用取引を使えば、自己資 金の約3倍まで株式の建玉を持つこと ができ、この場合のレバレッジは約3倍。 ただ、3倍のレバレッジを効かせれば、 リスクもリターンも3倍となる。 特にリスクについては、レバレッジが3 倍の建玉状態の時に、3割強の下落で証 拠金がゼロになるので注意が必要 (また、それ以前に「追い証」が発生する)

レンジ相場/ボックス相場 (れんじそうば/ぼっくすそうば)

一定の変動幅の範囲内で価格(値段、 レート)が上がったり、下がったり、 何回となく繰り返えす相場。

連想買い(れんそうかい)

何らかの好材料が出て、ある銘柄の株 価が上昇すると、その銘柄に似た銘柄 や関連した銘柄も同時に上昇するであ ろうと見越して買われること。

連想売り(れんそううり)

何らかの悪材料が出て、ある銘柄の株 価が下落すると、その銘柄に似た銘柄 や関連した銘柄も同時に下落するであ ろうと見越して売られること

ローソク足

ある期間の始値、終値、高値、安値の 4つの価格をひとつの線で表したもの。 期間は1日、1週間、1カ月をそれぞれ、 日足(ひあし)、週足(しゅうあし)、 月足(つきあし)と呼ぶ。

ロスカット/損切り(そんぎり)

損失を抱えている状態で保有している 株式等を売却して損失を確定させること。

ワ行

割高株(わりだかかぶ)

本来持っている価値(その会社の 利益や資産等に対しての評価)に 比べて、株価が高いと思われる銘 柄のこと。

割安株(わりやすかぶ)

本来持っている価値(その会社の 利益や資産等に対しての評価)に 比べて、株価が低いと思われる銘 柄のこと。 (バリュー株と言われることもある)

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福岡財務支局長(金商)第100号

一般社団法人日本投資顧問業協会 会員番号102-00121

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